らくだのプロフィール
初めまして!
プログラミング好きならくだです。よろしくお願いします。
会社ではIT部門でシステム開発をしたり、コンピュータ環境の管理や、
社員のサポートをしています。
プログラミングを学んだのは学生の頃で、以来20年以上プログラムを作っています。
今まで多くのプログラムを作りましたが、飽きる事なく面白いと感じています。
それどころか「プログラミングが簡単だ」と思った事もなくて、
- 分かっていたつもりだったが、新たな発見をする
- 新しい仕組を1から勉強する
を繰り返しています。(プログラミング用語で”ループする”と言います)
以前はソフトウェア開発会社で、お客さんが使うシステムを開発していました。
今はその逆で、前はお客さんだった側の会社(==ユーザ企業)にいます。
つまり、”作る側”から”使う側”に移ったという訳です。
以前と比べると、今はプログラミングをする機会が少なくなりましたが、
その反動というか、最近はネットでプログラミングを教えてます。
いわゆる、メンターというやつです 。
今は曲がりなりにも人に教させて頂いていますが、私がプログラマとして社会人になった頃は、学校で学んだ事と現場とのギャップに苦しみました。
でも続けてきたおかげで、今がある事に感謝しています。
これまでたくさんの人に教えてもらった分、これから学ぼうとしている人の力になる事で恩返しをしたいと思っています。
以下が私のこれまでのおさらいです。
やりたい事が分からない学生時代
普通高校に在学中、特にやりたい事が無かった為、進学の方向が決まりませんでした。
強いて挙げればゲームと漫画・アニメが好きでした。
ゲームは小学生の時からファミコン(マリオブラザーズとかパックマン)に夢中になって以来、ディスクシステム、スーパーファミコン、プレステという時期を過ごしました。
ディスクシステムの”ゲームの書き換え”は、イノベーションだと思います!
【すみません。ここから長いです】
漫画は、週刊少年ジャンプの”伝説”と言われた時代がビンゴで、ドラゴンボール、シティーハンター、キン肉マン、北斗の拳、キャプテン翼、魁男塾、ついでにとんちんかん、スラムダンク… 切りが無いですね。
とにかく全部のページを隅々まで読んでいて、1週間がいつも待ち遠しかったです。
(なぜか1日早く売っている本屋があったりしました)
中学の休み時間に”聖闘士星矢ごっこ”していたのは、今考えるとイタイですが。。
これは愛だと思います。
アニメも大好きで、漫画がアニメ化される時にわくわくしながらも「声のイメージが違う」と、変に評論家ぶってみたり。
小さな頃はマジンガーZやガッチャマン、ダンバイン、マクロスなど。
(マジンガーZを”粘土”で作って、パイルダーオン!って遊んでました)
そして、うる星やつら、タッチを経由してエヴァンゲリオンや進撃の巨人、東京喰種と続いています。
少女ものも良いですよね。
キャンディキャンディに始まり、ミンキーモモや小公女セーラ(泣きました)も面白かったですね。
妹に”りぼん”を借りて、まるちゃんは初めから読んでました。
それにそれに… 特撮ものを忘れてはいけません。
仮面ライダーやウルトラマン、ゴレンジャーシリーズなどの戦隊物やロボコンとか。
あっ、ゴジラを忘れたら怒られますよね。ミニラが可愛いかは置いておいて。
すみません。これだけで何十ページも行けそうです。
要するに全部ですね。。。
こうしてざっと思い出してみても、30年以上も昔の事なのに、今もリメイクや続編が愛されているものが多いなぁ。と思います。
それだけのクオリティと価値があるという事ですよね。
そんな中でも私が一番影響を受けたのは、何といってもガンダムでした。
詳しくは専門の方にお任せしますが、その世界観にショックを受け虜になりました。
どちらにも正義や信念があって、分かりあう事もできる。
だけど、戦うしかない。
という哲学的な設定。くぅ~憎い。また見たくなっちゃった。
お恥ずかしい話、高校生の時は本当に宇宙(と書いて”そら”と読みます)に行きたいと思い、つい「航空宇宙学科」を受験しました。落ちましたが。。。
予備校生として過ごした1年間も、パチンコにはまり友達と遊ぶだけ、という、
ほぼ「社会不適合者」でした。ごめんなさい。
当時は今が楽しければ良い。と簡単に考えていました。というか、逃げてたんですね。
ですが、そんな時間が続く訳ではなく、遊んでいた友人も進路を決め初めました。
私はまだエンジンがかからなかったのですが、そうもいきません。
それならば、好きな「ゲームを作れるようになろう」と思いました。(やっぱり不純)
ゲームを作る為には、プログラミングが出来るようになる必要がある。
その為にはコンピュータが分からないといけない。
という考えで、情報処理の専門学校へ進みました。
学校に入るまでは将来を曖昧に考えていた私も、「ここでやらないともう後が無い」と考えていたので、3年間は真剣に勉強しました。
(ゲームも沢山しましたが。。一日24時間 = 勉強 + ゲーム でした)
専門学校で国家試験を目標に勉強した結果、合格率13%の壁を突破して資格を手にしました。
私は、この武器を持って社会に出る事となりました。
資格を武器にプログラマとしてデビュー! が、こんなはずでは。。
国家試験を手にした私は、会社に入った時に「人よりも仕事が出来る」と思い込んでいました。
実際、会社に入った時もいつも資格の事を聞かれ、「持ってます」と言うと、「すげぇ」というやり取りが多かったと思います。
これに調子に乗り、自意識が上がってしまいました。
このしくじりは、恥ずかしいのですが、私はあくまでも「知識があるだけ」で、実際にはやった事がなかったのです。(試験は筆記だけで、学校の実習で数日やった程度)
パソコンも持っていなかった私は、キーボード操作も素人でした。
なのでプログラミングどころか、Excelや一太郎を使った普通の事務作業すらままならず、
「すみません。ファイルをコピーするにはどうすれば良いですか?」
というざまで、”出来るやつが来た”から、”素人さん”に変わりました。
正確には、自分で気づいていないだけで、初めから”知識があるだけの素人さん“だったのです。
へこんだ私は、生意気にも「こんなはずじゃない」と思ってしまったのですが、周りの方々は大人でそんな子供の私を優しく教えてくれました。
それからは私も「教えて下さい」という姿勢で自分の力を徐々に認めるようになりました。
初めに覚えたプログラミング言語はCOBOL(コボル)です。
COBOLは事務処理を得意とする言語で、今のWebで使われる言語とはかなり違います。
これは、現場が省庁で国のシステム開発をしていたという背景があります。
(私は、システム会社から開発者として派遣されていました)
COBOLは、試験科目の言語だったので文法は知っていました。(知識だけです。。)
が、操作がど素人なので、一つ一つ教えてもらいながらプログラミングを覚えていきました。
3年は役立たず?
3年間自分なりに勉強し、目標だった国家試験を手にした私は、根拠のない自身に溢れていました。
そんな私が、プログラマとして初めての職場に行った時、派遣先の上司の方に言われた言葉に驚きました。
これを聞いた私は、今考えるとおこがましい限りですが「ぎゃふんと言わせてやる!」と思いました。
結果、すぐに「ぎゃふん」と言ったのですが。。
この方は、その昔まだコンピュータがとても高価で不自由だった時代からエンジニアをしており、
プログラミングとは何?
という根本的な問いに答えうる深さを持っている大先輩でした。
という事に、数年後気づきました。というか、思い知りました。
プログラミングの奥深さ
この為、プログラムと一言で言っても、その種類は
- 日中の仕事で使う画面のプログラム
- 画面で入力されたデータを裏で処理するプログラム
- 一日の業後に、日本中の処理をまとめて実行するプログラム
- 日次、週次、月次、年次というように定期的に実行するプログラム
と様々で、それぞれの特徴やルール・作り方があります。
また、プログラムを考える上で欠かせないのがデータなのですが、このデータを加工するプログラムを作ったりもしました。
この現場でホストコンピュータを使用した多くの開発経験を積んだ後、オープンシステムと呼ばれる、PCやサーバで動くプログラム開発へ移りました。
プログラミング言語も、VB・Java・C#などを経験し、Webシステムが中心となった事で、HTML・CSS・JavaScriptを使うようになりました。
開発以外の業務では、Excelを使う場面も多いので(なぜか日本では文書もExcelで作る会社が多いようです)、ExcelやAccessのVBAも身に付けました。
このような経緯を経た結果、現役では希少種であろう
メインフレーム …9年
↓
クライアントサーバ …5年
↓
Web …8年
という時代の流れを全て経験したプログラマになりました。
逆に、Webから始めた人がメインフレームを見る機会はほぼ無いと思います。
身に付けたことで役に立ちたい!
今は会社を変え、以前のようにプログラミング・システム開発が仕事の全てではありません。
プログラムを作る側から、使う側に近づきました。
少し距離が開いたので、気持ちが変わるかとも思ったのですが、プログラミングは面白い!という感覚は変わりませんでした。
むしろ、「作りたい」欲求が起こることもしばしばあります。
これは、プログラミングを通して得られた様々な事が、私の考え方自体にも影響しているからだと思います。
それは、
プログラムが作られる場合、その目的は自動化である場合が多いのですが、その過程では人が手動で行っている事と、その意味を理解する必要があります。
この内容をコンピュータにやらせる為の”ことば”がプログラミング言語かなと思います。
つまり、大事なのは人。なのだと思います。
実際、仕事を自動化する為にプログラムを作る場合、
という話から始まります。
そして、完成した時
「つまり、あなたの仕事は、こうゆう事ですね!」
が答え合わせになります。
このように、その人(や会社)がしている事・やりたい事を表現出来る、素晴らしいツールだから魅力を感じるのだと思います。
もちろん、純粋にプログラミングそのものが楽しいという要素もあります。
これは、自分のイメージや仮定をロジカルに分析して実現できる部分だと思います。
毎日手作業で繰り返している仕事を、ボタン一つで出来るプログラムを作った時は、普段なかなか味わえない満足感を感じます。
このあたりが国が推進している「小学校からプログラミング教育を」という意味だと思います。
この魅力・楽しさに気づけたのは、私の人生にとってとてもラッキーでした。
ふとしたきっかけで、プログラミング学習者をサポートするWebサービスに登録し、今はメンターとして活動しています。
プログラミングを学びたい・身に付けたいと思っている人に、私にできるやり方で情報発信していきたいと思っています。
そして、私が希望するのは、一人でも多くの方がプログラミングやその思考を身に付けたことで、
そうなる前よりも「楽だ(らくだ)」と感じることが続く(==ループする)ことです。
どうぞよろしくお願いします。
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