こんにちは！
プログラマのらくだです。
テレビを見ていて「ギガが足りない」「ギガを使い過ぎた」と耳にすることがあります。
エンジニアの私は、
「ちょっと違うんだよなぁ」
と、少しムズムズしてしまうのです。
みなさんはそんなこと無いでしょうか？
この、数年前には耳慣れない言葉だった「ギガ」について、
モヤモヤしていたり、
実は良く分からない。と少しでも違和感を感じていたら、
ちょっとだけお話させて下さい。
読んだ後に、
「なるほど！」
と思ってもらえるはずです。
得られる事
- 自信を持って「ギガ」を説明できる。
⇒ メガ、ギガどっち？が無くなる。 - 実は良く分かっていなかった「キロ」のことが分かる
⇒ あと何キロ。これは何キロ。を正しく書けるのでちょっとしっかりして見える。
ギガが足りないの「ギガ」は、ギガバイトの省略形
「ギガが足りない！」は、スマホの話題で耳にすることがあるかと思います。
この場合の「ギガ」とは、インターネットで使ったデータの量を指しており、
この単位を「バイト(byte。略してB)」で表します。
バイトは、コンピュータが扱うデータ量の単位で、
1文字が1バイトです。
ただ、これは数字やアルファベットの場合で、
日本語は漢字など複雑なので2バイトというのが目安です。
バイトはWebや動画を見たり、SNSやメールを使うたびに増えます。
ここまでで、「ギガ」は「ギガバイト」だという事をお伝えしました。
残る「ギガ」は続きをご覧ください。
ギガはメガの1,000倍！
では「ギガ」って何でしょう。
同じように「メガ」というのもあります。
デジカメが好きな人は、「メガピクセル」なんて聞き覚えがあるかも知れませんね。
実は、とても身近な「キロ=K」も仲間です。
これらについてご説明します。
え～と。
キロっていうと、
・駅まで3キロとか
・5キロ痩せた！
っていうのだよね。
ギガと関係あるって、どういう事だろ？
先程、文字を1バイト、2バイト…と数えるとお話ししました。
Webには文字以外にも画像や動画などのデータもあります。
これらは文字に比べて、色などの情報が多く含まれるので、データ量(バイト)が大きくなります。
小さな画像でも1,000バイトぐらいはありますし、
ちなみに、このページの最初の画像は”273,233″バイトでした。
そんなにあるの？
400字の原稿用紙だったら…
683枚分！
まぁ、日本語だとその半分ぐらいだけど、
多いよね。
桁が大きくなると、全部の桁を表示するのが大変になりますね。
そこで、千の位より下を省略する書き方が「K=キロ」です。
例えば、273,233バイトは273キロバイト(KB)と表せます。
1キロバイト = 1,000バイト という事ですね。これは10の3乗です。
これがさらに大きくなり、
1,000キロバイト(KB)が1メガバイト「1MB」、
1,000メガバイト(MB)が、1ギガバイト「1GB」となります。
ギガ
やっと登場だね！
今更ながらですが。「キロ」って何気に使ってませんか？
普段使っている「キロ」について、ちょっと思い出して下さい。
・駅まで3キロ
・体重が5キロ減った
これって意味は通じますが、前後の言葉が無かったらどうですか？
3キロ、5キロ
これだけだと分かりませんよね(w)
上は距離を表すキロと、重さを表すキロ。
この場合のキロは意味を表す単位が省略されています。
正しくはもちろん、3キロメートル(km)、5キログラム(kg)です。
つまりここも、
・3,000mを3km
・5,000gを5kg
と、1000の位で表現するキロが使われているという事なんです。
まとめ 単位を意識すると、ちょっと面白いかも知れませんよ
数を表す時は、1000倍するごとに
キロ(K) ＞ メガ(M) ＞ ギガ(G)
と大きな位になる事をお話しました。
それが長さならばメートル(m)で、
情報量ならばバイト(b)という事です。
なるほど！
じゃぁ、こういうのはあり？
「このあいだ買ったiPadが、10メガ円だったよ」
いいね！そうそう。
……
まぁいっか。
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